膝の痛みの原因とは?痛む場所と股関節・足関節との関係を解説【つくば市】
はじめに|膝の痛みで困っていませんか?

「歩いていると膝が痛い」
「膝の内側が痛む」
「しゃがんだり立ち上がったりすると痛い」
「スポーツをすると膝の前が痛くなる」
このような膝の痛みでお困りではありませんか?
一口に「膝が痛い」といっても、痛みが出ている場所や原因はさまざまです。
膝の前側・内側・外側・後ろ側では関係する組織が異なります。筋肉や靱帯、半月板など、さまざまな組織が痛みに関係することがあります。
また、膝は立つ・歩く・しゃがむといった動作の中で、股関節や足関節と連動して動いています。
そのため、膝に痛みがあるからといって、膝だけを確認すればよいとは限りません。
今回の記事では、膝の痛む場所から考えられる主な原因について解説します。
さらに、股関節や足関節との関係や、膝の痛みを見るうえで身体の動きを確認する大切さについてもお伝えします。
膝関節はどのような構造になっている?
膝関節は、主に大腿骨・脛骨・膝蓋骨の3つの骨から構成されています。

太ももの骨である大腿骨と、すねの骨である脛骨の間には半月板があります。
半月板には、膝に加わる衝撃をやわらげたり、関節を安定させたりする役割があります。
また、膝の周囲には前十字靱帯や後十字靱帯、内側側副靱帯、外側側副靱帯などがあります。
これらの靱帯も、膝関節の安定性を保つために重要な組織です。
さらに、膝の曲げ伸ばしには太ももの前後の筋肉なども関係しています。
このように膝は、骨・半月板・靱帯・筋肉など、さまざまな組織によって支えられている関節です。
そのため「膝が痛い」といっても、どの組織が関係しているのかは一人ひとり異なります。
膝の「どこが痛いか」で考えられる原因は異なる
膝の痛みといっても、痛む場所は人によって異なります。
前側が痛む人もいれば、内側や外側、膝の後ろに痛みを感じる人もいます。
どこに痛みが出ているのかは、原因を考えるうえで大切なヒントのひとつです。
ここでは、痛む場所ごとに考えられる主な原因を見ていきましょう。
①膝前側の痛み
膝の前側では、お皿のまわりや、お皿の下の部分に痛みが出ることがあります。
スポーツなどで膝の曲げ伸ばしを繰り返すと、この部分に負担がかかることがあります。
成長期の子どもに多いオスグッド病や、ジャンプ動作を繰り返す人にみられるジャンパー膝なども、膝の前側に痛みが出る代表的なものです。
②膝内側の痛み
膝の内側には、半月板や靱帯などがあります。
スポーツで膝をひねったり、繰り返し負担がかかったりすることで、内側に痛みが出ることがあります。
また、太ももの筋肉で膝の内側に付着する筋肉もあり、
これらの筋肉が硬くなることで膝内側に痛みが出ててしまうこともあります。
また、年齢とともに膝の関節に変化が起こる変形性膝関節症でも、内側に痛みが出ることがあります。
③膝外側の痛み
膝の外側にも、半月板や靱帯などがあります。
スポーツやランニングなどで繰り返し負担がかかると、膝の外側に痛みが出ることがあります。
特にランニングをする方では、腸脛靱帯炎(ランナー膝)も代表的なもののひとつです。
④膝後面の痛み
膝の後ろには、太ももの裏側やふくらはぎの筋肉、腱などがあります。
これらの組織に負担がかかることで、膝の後ろに痛みや張りを感じることがあります。
また、半月板や膝関節内部の問題によって、膝の後ろ側に痛みが出ることもあります。
そのため、膝の後ろが痛い場合も、筋肉だけではなく、どの動きで痛むのか、腫れがないかなどを確認することが大切です。
痛む場所だけで原因を決めることはできません
ここまで痛む場所ごとに代表的な原因を紹介しました。
ただし、「内側が痛いから○○○」「外側が痛いから○○○」と、痛む場所だけで原因を判断することはできません。
痛みが出たきっかけや年齢、腫れの有無なども確認する必要があります。
さらに、実際に身体を動かしたときの状態も重要です。
そして膝は、股関節や足関節とも連動して動いています。
そのため、次は「膝が痛い=膝だけに原因があるとは限らない」という点について解説します。
膝が痛い=膝だけに原因があるとは限らない
膝に痛みがあると、どうしても「膝に原因がある」と考えがちです。
もちろん、半月板や靱帯など、膝そのものに問題がある場合もあります。
しかし、膝は単独で動いているわけではありません。
歩く、階段を上る、しゃがむといった動作では、股関節や足関節も一緒に動いています。
例えば、股関節が十分に動かないと、その動きを補うために膝への負担が増えることがあります。
また、足関節の動きが悪くても、しゃがむ・歩くといった動作の中で膝の動きが変わることがあります。
このように、膝以外の関節の動きが、結果として膝への負担につながっている場合があります。
そのため膝の痛みを見るときには、痛む場所だけではなく、股関節や足関節を含めて身体がどのように動いているのかを確認することも大切です。
次では、股関節や足関節の動きが膝にどのような影響を与えるのか、もう少し詳しく見ていきましょう。
股関節・足関節の動きが膝に与える影響
膝は、股関節と足関節の間にある関節です。
そのため、股関節や足関節の動きが変わると、膝の動きにも影響することがあります。

このように膝は股関節・足関節と連動して動きます。
股関節がうまく使えないと、膝を必要以上に使って動作を補うことがあります。
また、足関節が十分に曲がらない場合も、膝の動き方が変わります。身体を前に倒したり、膝が内側に入ったりするなど、別の動きで補うことがあります。
このように、ある関節の動きにくさを、別の関節の動きで補うことを「代償動作」といいます。
代償動作そのものが悪いわけではありません。しかし、それが繰り返されることで、特定の場所に負担が集中することがあります。
膝の痛みを考えるときには、膝だけを見るのではなく、股関節や足関節がきちんと動いているか、どこかで動きを補っていないかを確認することが大切です。
膝の痛みは姿勢と動きを組み合わせて評価します
ゆずの葉整骨院つくば店では膝は姿勢と動きを組み合わせて評価します。
膝の状態を確認するとき、関節の動きだけを見るわけではありません。
当院ではまず、立った姿勢で骨盤や膝、足の位置などを確認します。
例えば、左右で骨盤の高さに違いがないか、膝や足がどの方向を向いているのかなどを見ていきます。
ただし、姿勢だけを見て「ここが原因」と判断するわけではありません。
立っているときの姿勢と、実際に身体を動かしたときの状態は、必ずしも同じではないからです。
そのため、姿勢を確認したうえで、膝・股関節・足関節の動きや、歩く・しゃがむといった動作も確認します。
そして、
「姿勢ではどのような特徴があるのか」
「実際に動くと身体はどう変化するのか」
この両方を組み合わせて、膝にどのような負担がかかっているのかを考えていきます。
評価で見つけた問題を施術につなげます
当院では、膝が痛いからといって、最初から「ここを施術する」と決めているわけではありません。
まず姿勢や身体の動きを確認し、正常な状態と比べて、どこに動きにくさがあるのかを考えます。
例えば、股関節の動きが悪く、その分を膝で補っているのであれば、股関節の動きを改善するための施術が必要になります。
足関節が十分に動かず、しゃがむときに膝の動きが崩れているのであれば、足関節や周囲の筋肉への施術も行います。
もちろん、膝そのものに動きにくさや筋肉の緊張があれば、膝周囲への施術も行います。
大切なのは、痛い場所をただゆるめるのではなく、評価で確認した問題に対して施術を行うことです。
そして施術後には、最初に確認した関節の動きや動作をもう一度確認します。
評価 → 施術 → 再評価
施術によって身体の動きがどう変わったのかを確認し、次の施術につなげていきます。
必要な場合は整形外科へ
スポーツや日常生活の中で膝をひねったり、転倒してぶつけたりして、膝を痛めることもあります。
このような場合には、どのように痛めたのかを確認することが大切です。また、腫れや痛みの程度、膝の動きなども確認します。
当院でも膝の状態を確認し、捻挫や打撲などの外傷に対して施術を行っています。
ただし、強い腫れがある場合や体重をかけることが難しい場合など、骨折や靱帯・半月板などの損傷が疑われる場合には、整形外科への紹介状をご用意させて頂くば場合もあります。
まとめ|膝の痛みは身体全体の状態を確認することが大切
膝の痛みといっても、痛む場所や関係している組織はさまざまです。
膝の前側・内側・外側・後ろ側では、考えられる原因も異なります。
また、膝は股関節や足関節と連動して動いています。そのため、膝の痛みを膝だけの問題として考えないことも大切です。
ゆずの葉整骨院つくば店では、膝の状態だけでなく、姿勢や股関節・足関節の動き、実際の身体の使い方をみていきます。
膝の痛みでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
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